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シソの上手な育て方（種まきから収穫まで完全解説）大葉栽培のコツとポイントが分かる！

シソの育て方を約16分の動画で野菜栽培士が分かりやすく解説します。シソの栽培方法（土作り・種まき・間引き・苗の植え付け・摘芯・水やり・追肥・収穫・病害対策・害虫対策）など、シソ栽培のコツとポイントを短時間で掴むことができます。お時間のない方におすすめです。 【シソおすすめの種】購入可 楽天：https://a.r10.to/hkYJrd Amazon：https://amzn.to/3EoHHBE 【関連動画】 シソの害虫対策   • シソ（大葉）の害虫対策（症状から害虫名を特定できる）害虫の防除と対策を完全解説！   動画作成の励みになります。もしよろしかったら、「チャンネル登録」と「👍」をお願いします！ https://onl.bz/qfJXtsv 【目次】 0:00 オープニング 0:14 シソの育て方 2:19 品種の選び方 2:59 コンテナと土作り 4:16 露地栽培の土作りと畝作り 5:07 種まき 7:06 間引き 8:02 苗の植え付け 9:25 摘芯 10:02 水やり 11:18 追肥 12:15 収穫 14:03 病害対策 14:46 害虫対策 【動画の内容】 シソの上手な育て方 シソは中国南東部やヒマラヤ原産のシソ科の一年生植物で別名で大葉とも呼ばれています。 茎葉だけでなく芽や花穂も食用にでき、それぞれ葉ジソ芽ジソ、穂ジソと呼ばれています。 シソに含まれる香り成分「ペリルアルデヒド」には防腐効果があり、刺身など生ものに添えて使われることが多いのはこの理由からです。 シソは土壌への適応性が高く半日陰でもよく育ち、こぼれ種が翌年以降も発芽するほど強靭なので初心者でも育てやすい野菜です。 種まき適期は4月～6月、苗の植え付け適期は5月～7月で、収穫適期は種まきから50～60日です。 シソは夏野菜というイメージがありますが、生育適温は20～25℃です 高温が苦手で、気温が高くなる梅雨明け以降は生育が衰えます。 背の高い野菜の陰になる場所に植えたり、遮光ネットを掛けたりなど、高温対策が栽培を成功させるポイントです。 品種の選び方 シソの品種は葉の色によって赤ジソと青ジソに分かれ、さらに葉面のシワによってチリメンジソに分かれます。 代表的な品種は、青ジソ、青チリメンシソ、赤シソ、赤チリメンシソ、カタメンシソ（ウラアカ）などで香りや色が違う様々な品種があります。 コンテナと土作り シソ栽培で使うコンテナは小型サイズ（20～40㎝）、または、標準サイズ（50～60㎝）がおすすめです。数株程度の栽培なら植木鉢でも十分に育てられます。 シソの株同士の間隔は20～30センチが目安なので、栽培する株数に合ったサイズを選びましょう。 露地栽培の土作りと畝作り 露地栽培では植え付けの約2週間前になったら苦土石灰を100g/m²を施して丁寧に耕しておきます。 植え付けの1週間前になったら、1㎡あたり堆肥を1㎏、普通化成肥料100グラムを畑に施して畝を立てておきます。 シソ栽培では高さ10cmの平畝を作ります。1条まきは40センチ、2条まきは70センチが目安です。 種まき シソは直まきとポットまきができます。 種まき適期は日中の気温が20℃を超えるようになってからで、5月～7月が目安です。 シソの発芽適温は22℃前後と高温なので、地温が高くなってから種をまくことが発芽を成功させるポイントです。 間引き ポットまきでは発芽して本葉が2～3枚になった頃に、生育の良い苗を1本だけ残して他の苗をすべて間引きましょう。 直まきしたときは数回に分けて間引きをします。1回目は本葉が出揃ったとき、2回目以降は隣り合う株の葉と葉が触れ合ったときで、最終の間引きは本葉が6～8枚になったときです。 苗の植え付け シーズンになるとホームセンターや園芸店では苗が販売され始めます。栽培に慣れていない方や栽培数が少ない場合は、苗を購入するのもおすすめです。 植え付けに適した苗の大きさは、本葉が4～5枚が目安です。 苗の植え付け適期は5月～7月で、地温が20℃を超えるようになってから植え付けましょう。 株間はプランターでは20～30センチ、露地栽培では30～40センチほど確保しましょう。 摘心 シソは主枝や側枝の先端を摘み取ることで、わき芽（側枝）が多く発生して収量を増やすことができます。 草丈が30～40センチまで成長したら、主枝の先端を摘み取って草丈を20～30センチの高さに切り戻します。 水やり シソはやや多湿を好み、極度の乾燥を嫌うので、水やり量は他の野菜に比べてやや多めのイメージです。また、多湿と乾燥を急激に繰り返すことも生育を弱めてしまいます。 特に種まきから発芽までの間と苗を植えて根付くまでの間は、水切れを起こさないように注意しましょう。 生育が旺盛になる梅雨明け以降は用土が乾燥しやすいので、用土の表面が乾きすぎないように水やりをします。 1回あたりの水量を少なめにして回数を増やし、土壌の水分量を一定にするイメージです。 追肥 栽培初期は元肥を中心に育てて、草丈が20センチを超えたら追肥をスタートします。植え付けからだと約1か月後が目安です。 コンテナ栽培の場合は株から少し離れた位置に普通化成肥料を3～5グラムまいて表面の用土と軽く混ぜ合わせて株元に寄せておきます。 露地栽培の場合は普通化成肥料を1㎡あたり20～30g畝間にまいて、表面の用土と軽く混ぜ合わせて畝の肩に寄せておきます。 その後は収穫が終わるまで2～3週間おきに同量ずつ与えましょう 収穫 葉ジソの収穫適期は草丈が30㎝以上になって、本葉が10枚以上になったときです。 種まきからは80～90日、苗の植え付けからは60～70日が目安で、葉ジソの収穫は穂が出る夏の終わりまで続きます。 夏の後半になると花穂が付きますが、花穂を摘み取ったものを穂ジソといいます。穂ジソは刺身のつまなどに利用することができます。 穂ジソを摘まずにそのままにしておくと実ジソになります。実ジソは佃煮にすると美味しく食べることができるので、実が固くなる前に未熟な状態で収穫しましょう。 病害対策 シソ栽培でよく見かける病害は、苗立ち枯れ病、べと病、さび病、灰色かび病、青枯れ病、褐斑病、ウイルス病などです。 病害が発生したら被害株を抜き取って場外で処分するか、蔓延する前に薬剤での治療も検討しましょう。 害虫対策 シソに発生しやすい害虫は、アブラムシ類、ダニ類、ネコブセンチュウ、オンブバッタ、ベニフキノメイガなどです。 前年に被害にあった畑や近隣で被害が多発している場合は、防虫ネットのトンネル掛けなどで成虫の飛来を防除することも大事です。 数が増えて手に負えなくなる前に薬剤の利用も検討しましょう。